2006年08月09日
第28回ぴあフィルムフェスティバル in 大阪 概要
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第28回ぴあフィルムフェスティバル in 大阪
日本最大の自主映画のコンペティション。映画の「今」がここにある。
ぴあフィルムフェスティバル(PFF)は、今回初期作品が特別上映される森田芳光を始め、「嫌われ松子の一生」の中島哲也に「ラフ」の大谷健太郎、「フラガール」の李相日、黒沢清、犬童一心、園子温などなど、かれこれ30年近くも名監督を輩出し続けてるインディペンデント映画祭。2005年にはついに第14回PFFスカラシップ作品「運命じゃない人」(内田けんじ監督)がカンヌ映画祭で4賞受賞の快挙!コンペからプロデュースまで、まさに日本映画を根底から支える映画祭なのです。
■Topics
●コンペティション部門の作品のご紹介!
●招待作品部門の作品のご紹介!
■日程
2006年9月16日(土)〜18日(月・祝)
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2006年08月09日
コンペティション部門
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コンペティション部門 PFFアワード2006
PFFアワードは、1977年から続く「ぴあフィルムフェスティバル」のメインプログラム。
応募者の国籍、年齢、性別、フォーマット、上映時間、ジャンルなど一切制限なし。
"映画"であれば誰でも応募できる、世界で最も自由な映画のコンペティションです。
新しい才能を漏らさず発見すべく、応募総数726本の中から、
約4ヵ月の期間をかけて厳選を重ねた審査を経て選ばれたのが今回の18作品です。
本年度の最終審査員は、伊藤俊也さん(映画監督)、緒方明さん(映画監督)、やまだないとさん(漫画家)、小川真司さん(映画プロデューサー)、伊勢谷友介さん(俳優)の5名。それぞれの方のコメントは、PFFのHPにてご覧いただけます。→コチラ。
※監督の年齢は応募時のものです。
「IMMEASURABLE MYSTIC BOOK」【審査員特別賞】【エンタテインメント賞】【GyaO賞】監督:平沢翔太(22歳・岐阜県出身)
未開の島で発見された不思議な生き物たちの奇妙な生態系を
CGを駆使しながら描いた疑似ドキュメンタリー。(22分)
「Catchball With ニコル」監督:浅野晋康(27歳・岐阜県出身)
兄妹の2人暮らしのアパートに突然現れる妹のカナダ留学時代の友人。
異文化コミュニケーションを軽妙に見せた作品。(60分)
「グラウンド・ゼロ」【音楽賞】監督:大泉彰彦(23歳・神奈川県出身)
自殺サイトで知り合った2人の若者が毒ガスを極秘に入手し、
「パターンから外れたヤツら」を始末しようと模索する。(70分)
「黒森歌舞伎〜僕が君に残したいもの〜」監督:木村陽亮(36歳・山形県出身)
山形県・酒田市で江戸時代から脈々と継承される伝統歌舞伎に
取り組む者たちの複雑な人生を巧みに描いたドラマ(85分)
「single」【観客賞】監督:中江和仁(24歳・滋賀県出身)
学生時代に付き合っていた彼女との間に出来た中学3年生の息子と
初めて同居生活をすることになった中年男の物語。(61分)
「ダイバーのリズム」監督:野沢拓臣(23歳・静岡県出身)
台風が接近する海沿いの夜のプール。
水泳部員の少年とマネージャーの少女の会話を軸に、海風と波の音に彩られた世界。(26分)
「ダム・ガール」監督:児玉和土(28歳・秋田県出身)
ダム開発によって、父と故郷の村が沈んでしまった娘の孤独と愛を、
日本独特のエロスも取り入れながら描いたドラマ。(33分)
「.doc」監督:西野方子(21歳・静岡県出身)
彼氏と同居しながら出会い系サイトでバイトを始める女性。
サイトにハマる若者像を通じて今日的社会テーマを鋭く描く。(40分)
「豚足の夜」監督:金子直人(24歳・神奈川県出身)
それぞれがバラバラな4人家族。
長女の歯の違和感と機を合わすかのように、絆がほころんでいくシュールな家族劇。(25分)
「ニューヘアー」監督:川原康臣(25歳・徳島県出身)
入院中の元仕事仲間の奇妙な「遺書」に従いながらドライブを続ける男女。
音楽を映像がスタイリッシュに交差する。(43分)
「はっこう」【グランプリ】監督:熊谷まどか(37歳・大阪府出身)
一向に言葉を発しない幼児を抱え、いらだちが募る専業主婦の日常。
不安が狂気に変わる姿をラテンのリズムで活写する。(28分)
「hanafusa」【審査員特別賞】監督:甲斐博和 (28歳・東京都出身)
男が久しぶりに同棲先のアパートに戻ると、女は別の男との引っ越しの最中だった。
舞台劇の手法を用いて見せる人間模様。(33分)
「隼」【準グランプリ】【技術賞】監督:市井昌秀(29歳・富山県出身)
エアコンのない古びた一軒家で慎ましく生活する貧しい夫婦。
貧乏の極限にまで達した2人はやがて反目してしまう。(73分)
「光」監督:濱本敏治(31歳・大阪府出身)
実家の父が病気だと兄に知らされ、日帰りで帰省する弟。
平穏な日常の変化を淡々と描きながら家族の姿を真摯にとらえる。(13分)
「まばたき」【審査員特別賞】監督:湯浅弘章(27歳・鳥取県出身)
病院を抜け出し、「別れた妻」の元へ向かう老人や、
母親の出産を目前に控えた少女らが1台のバスに乗り合わせる。(49分)
「MIDNIGHT PIGSKIN WOLF」【企画賞】監督:内藤隆嗣(24歳・宮崎県出身)
里親に虐げられ続ける無骨な男が、川で釣ったジャケットを
身にまとい大都会へ向かう。珍妙なハードボイルドロマン。(51分)
「胸騒ぎを鎮めろ」監督:楫野 裕(27歳・神奈川県出身)
真夜中のパーティーで出逢った彼女とのデートを楽しむ青年が
運命のいたずらに翻弄される。風変わりなラブサスペンス。(48分)
「盲(めしい)の夢」監督:平田啓介(22歳・静岡県出身)
単調な生活を繰り返す若者が突然、車椅子生活を余儀なくされる。
そんな彼を優しく癒す1人の盲目の青年との小旅行。(63分)
2006年08月09日
招待作品部門
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マクセル特別協賛企画
森田芳光スペシャル
PFF所蔵作品を中心に、貴重な作品をマクセルのデジタル技術によりDVD化し上映する特別企画。1978年にPFF入選後、最新作の「間宮兄弟」に至るまで、話題に富んだ作品を撮り続ける森田芳光監督の原点ともいえる'70年代伝説の8ミリ作品2本を特別上映。
「水蒸気急行」1976年/59分当時、銀座の大ホールを借りて公開され破格の動員数達成した伝説の作品。ルールの読み切れない配列に従って走る無数の電車のカットにラジオの天気予報や'60年代ポップス、FEN放送などがかぶさり、疾走感が漲る意欲作。
「ライブイン茅ヶ崎」1978年/77分(PFF1978入選作)茅ヶ崎生まれ、茅ヶ崎育ちの若者たちの日常が、ほとんど脈絡のない19のエピソードで綴られる。当時24歳の大友克洋がチラシデザインを担当。
第16回PFFスカラシップ作品
「PFFアワード2004」グランプリを受賞した「ある朝スウプは」(監督:高橋 泉 主演:廣末哲万)。自主製作映画としては異例の全国7都市での劇場公開、数多くの国際映画祭への出品を経て、高橋監督が栄えある第46回日本映画監督協会新人賞を受賞しました。日本映画監督協会新人賞は、時代を切り開く新鋭監督に贈られてきた賞です。そして今年、PFFがトータルプロデュースする長編劇映画製作援助システム「PFFスカラシップ」で再びタッグを組んだ最新作「14歳」を、映画祭会場でいち早くお届けします!
「14歳」2006年/114分脚本は「ある朝スウプは」(PFFアワード2004グランプリ)の高橋監督。演出は「さよならさよなら」(PFFアワード2004準グランプリ)の廣末監督。PFFスカラシップ史上初の共同ユニット作品。14歳という人生で最も多感な時を生きる者と、かつて送った者との心の葛藤を描く。
PFFスカラシップってなに?
PFFが製作から劇場公開までをトータルプロデュースする、
長編映画製作援助システム“PFFスカラシップ”。
PFFアワードでグランプリ等の賞を受賞した監督から企画書を募り、
プロデューサー、PFFパートナーズ各社がセレクション。
その中からPFFスカラシップ権を獲得した監督は、約2年の期間をかけて作品を制作、
ぴあフィルムフェスティバルでのお披露目上映となります。
